創造工学教育課程
創造教育工学課程(定員100名)
1年後期からは,同じ分野の高度工学の学生と一緒に授業を受けていきます。でも,創造工学教育課程だけに存在する科目が色々とあります。
創造工学教育課程のHP
創造工学教育課程紹介動画
創造工学教育課程紹介動画
幅広い学び
研究室ローテーション:1年の時から様々な研究室を回って実験・実習を受けていきます。高度工学の中でも,各研究室での実験・実習がある学科はいくつもあります。でも,その学科の中しか回らないのです。例えば,生命・応用化学の学生が機械工学系の研究室で実験するなんてあり得ないわけです。聞いたことのない言葉はわからない・・それと同じで,実際に経験してみないとその分野の雰囲気はわかりません。この点で,高度工学の学生よりもはるかに広い経験を積むことが出来ます。
「工学デザイン科目」や「問題解決型(PBL)演習」など,高度工学にはない独特の科目が用意されています。基本はグループワークで,他の分野の学生と一緒に知恵を出し合って,与えられた問題を解決していきます。
大学院の入試がないので,院試のための勉強は必要なくなります。その時間を有効に使ってもらうために,長期インターンシップに参加することが可能になっています。また,大学院の授業を先取りで受講することも可能です。
ある意味で至れり尽くせりなのですが,学生自らが細かいカリキュラムを組むことはかなり難しいです。そこで,メンターというクラス担任のような先生が,学生二人に一人つきます。高度工学の方のクラス担当は,多いときは10数名の学生の担当になることがありますので,その点でもきめ細かい丁寧な指導(支援)が可能になります。
入試の違い
創造工学教育課程では,センター試験を課さない推薦1,センター試験を課す推薦2,前期試験,後期試験と4回の試験があります。推薦入試に関しては,推薦1も推薦2も出願要件として英語の外部試験が必要になります。CEFRのA2以上,平たく言うと英検の準2級以上の成績が必要になります。今年の入試に関しては,旧来型の英検や2技能型の試験(TOEICなど)でもかまいません。個別試験には,そのような制限はありません。
試験科目として異なっているのが,推薦については「グループ面接」が,個別試験では「小論文」と「グループ面接」が課されます。グループワークが多いので,グループの中でちゃんとやっていけるかどうかを判断するために,いずれの入試においても「グループ面接」を入れています。(もっとも,普通に行けばクリアできる感じの面接ですから,それほど心配しなくても良いかと思います。)
推薦1の入試での注意点
他の推薦入試とは1点だけ大きく異なっているのが,高校から推薦可能な人数が制限されている点です。材料・エネルギー,情報・社会の各々について最大2名までしか推薦できません。ここは,進路指導の先生とよく話し合ってくださいね!