入試情報
オープンキャンパス学科の概要
定員105名 材料機能分野，応用物理分野
高校の物理をさらに深く学んでいき，様々な新機能性材料を創り出すことを目的とした学科です。これまでは，環境材料工学科，機械工学科，電気電子工学科でばらばらに行っていましたが，今回の改組で１つの学科としてまとめることにしました。名古屋大学工学部にも物理工学科がありますが，色彩の異なる学科になっています。名古屋大学の物理工学科には，高分子・セラミックス・生物系を研究している先生が結構います。名古屋工業大学は，上の研究は基本的には化学系の分野であると考えて，生命・応用化学科に集めています。名古屋工業大学の物理工学科は，あくまで物理を中心に据えています。
物理工学科公式HP
学科の特色
新機能性材料は半導体などの電子部品だけではなく，様々な機械にも用いられます。その場合，水や空気などの流体の影響を考慮する必要があります。（飛行機が何故飛べるのかは高校生でもイメージできると思いますが，天候によってどのような影響が出るのかを具体的に数字で示すことは高校ではやりませんよね・・）名古屋工業大学の物理工学科には流体について研究している先生も沢山います。この点も名古屋大学の物理工学科とは大きく違う点です。
いずれにしても，物理工学科のキーワードはナノテクノロジーになります。ナノという言葉は聞いたことがありますよね・・ナノメートルサイズまで物質を小さくすると，これまで習ってきた物理学の法則には従わなくなります。（高校の物理の最後の単元「原子」のところで，基礎的なことは教わります。そこまで教わった人は理解できますよね！）これを，積極的に利用してこれまで不可能だったことを可能にするのが物理工学科です。難しそうに見えるかもしれませんが，高校の教科書にも入っている分野ですから大学での授業でもちゃんとついて行けるはずです。
主な就職先
物理工学というと半導体メーカーというイメージが強いかもしれませんが，そんなことはありません。自動車や機械メーカーなど幅広い分野に就職しています。ただし，化学系と違って，医薬品や化粧品関係への就職はありません。（医療機器関係の就職は，もちろんありますよ！）
【機械系】 トヨタ自動車，アイシン精機，豊田自動織機，ブラザー工業，スズキ など
【化学材料系】 新日鐵，愛知製鋼，大同特殊鋼，三菱化学， 豊田合成，日本特殊陶業 など
【電気電子系】 パナソニック，東芝，浜松ホトニクス など
生命・応用化学科
